一条工務店のi-smartを田んぼに建てる

一条工務店のi-smartを田んぼに建てる

一条工務店のi-smart。家作りの記録を紹介。(引き渡し:2019年8月予定)

田んぼに建てるのは苦手?一条工務店の失態

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こんにちは、にょろです。

 

今日はちょっと一条工務店にとってネガティブな話というか愚痴。
一条工務店と契約していて、引き渡しを心待ちにしているという方は
見ない方がいいかもしれません。

ずるずると伸びる引き渡し日

私は今、小さいおんぼろアパート←失礼
に妻と息子と3人暮らしです。

 

 

隙間が多いのか夏は暑苦しく、冬は凍えるように寒いです。一日でも早く一条工務店の過ごしやすい家に住めることを心待ちにしながら過ごしています。

 

もともとは2018年1月に一条工務店で契約した時の引き渡し日は2019年2月予定でしたが今となっては2019/8月予定で半年も伸びてしまいました。


伸びてしまった原因は一条工務店のスケジューリングの甘さと不手際によるものです。

引き渡し日5か月延期!協会立会いの拒否

田んぼに家を建てるためには、まず協会立合いが必要で、3月下旬頃に予定していました。しかし、予定日の3日前になって、隣地の一人が立ち合いを拒否していると連絡がありました。


一度、隣地の方に挨拶に伺うとしましたが、すでに3日前の為、今回の協会立会いは延期としました。

 

4月には周りの田んぼは水を張り出します。その為、3月の協会立会いを逃すと稲刈り後の9月にしか協会立会いはできません。協会立会いができないと、農地転用もできないので、結果的に引き渡し日が5か月延期されてしまいました。


後日、隣地の方を伺うと「立会いの目的等の説明が一切なかった為、拒否させてもらった」とのことで業者の説明不足が原因でお詫びと説明をし了承は頂きました。


業者と隣地の方の話し合いの場にいたわけではないので、どちらが悪かったというつもりはありませんがせめてもう少し早く、立ち合い拒否されていることを報告してほしかった・・・。

引き渡し日1.5か月延期!スケジュール漏れ

造成工事をした後には造成内容が法令に背いていないか、耐久性は問題ないか等を役所に確認してもらう必要があります。


いわゆる完了申請、確認申請というものですが、完了申請に3週間、マージンとして+1週間、確認申請に1週間、マージンとして+1週間、合計約1.5か月の申請期間を
当初の予定に入れ忘れていたとのこと。


一日でも早く引き渡しをしてほしい施主側としては予定の入れ忘れで1.5か月延期しましたと連絡があっても「はい、そうですか」と簡単に納得がいくものではありません。
短くなるよう交渉したものの役所仕事は先が読めないの一点張りで取りつく島もありませんでした。

 

素人の私では申請処理がスケジュールから抜けていることはわかるわけもないのでしっかりとスケジュール管理してもらいたいものです。一度こういうことがあると他にも抜け漏れがないのか、更に引き渡し日がが遅延していくのではないかと心配になってしまいます。

どんどん膨れ上がる見積もり

 

一条工務店の家は標準仕様が充実しているし、営業マンもオプションを強く押してこないので最初の見積もりからあまり差が出ないなんてトークを受けた方も多いのではないでしょうか。


確かに、家の部分においては坪単価も決まっているし、オプションも無闇につけなければそれほど変わることはないでしょう。

 

しかし、家以外の部分の見積もりはどうでしょうか?

240万円アップ!造成費用

当初の見積もりは80坪のブロック擁壁の前提で280万円でした。
過去に田んぼを造成した人を元に出してきた見積もりです。
契約後、外構屋さんに見積もりしてもらった結果、100坪、ブロック擁壁で520万円でした。


範囲が少し広がったとはいえ、さすがに倍近く値段が違うのは見積もりが甘すぎるのではないでしょうか?

nyoroichijo.hatenablog.com

44万円+(30万円)アップ!水道引き込み工事

当初の見積もりは100万円でした。調査もなく適当に決められた見積もりです。契約後、水道屋さんに見積もりしてもらった結果、144万円でした。44万円アップで、決して安くはない金額です。

 

水道の引き込み工事に関しては知り合いの水道屋さんにも見積もりしてもらったところ
約200万円とかなり高い値段だったので一条工務店提携の水道屋さんにお願いしました。


しかし、後日見積もりの値に入力ミスがあり30万円程の値上げの要請がありました。値上げがあったことよりも、入力ミスがあったことが衝撃でした。見積りの数字を信用して予算の計画をしているのに入力ミスで簡単に値上げされてしまっては困ります。


当然、納得できなかったので、追加料金は支払わない旨を一条工務店の営業さん経由で伝えてもらいました。


結果的には144万円で対応してもらえることにはなりましたが、正直不安です。

 

まとめ

今回の記事にあげた内容は土地が田んぼというのが共通点となっており一条工務店は(というよりかは営業さんなのかもしれませんが)田んぼに家を建てた経験が少ないのかなと感じました。

 

なかなか大規模な造成工事というのは経験を積みづらい部分になるかと思いますが、契約時とスケジュールも見積りも大幅に変わっており、誤差の範囲を超えているのではないでしょうか。


また、変更に対して誤差が少なくなるような代案や挽回策もないので、施主側としてはただ単に金額や日程が増えただけ。
このような状況では信用を失い契約解除する方も出てきてしまうのではないでしょうか?